大切な命
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      命について考える


1人のお医者様の話をしたいと思います。

井村和清先生です。

1979年、愛する妻、幼い長女飛鳥ちゃん、そして愛する奥さん
の胎内に宿る小さな命を遺して癌のため32歳の若さで亡くなり
ました。

ひざに出来た肉腫が悪化、大腿部から足を切除という苦難を
経て、不屈の意思で一旦は医療現場に復帰を果たしたものの
無情にも井村医師の癌細胞は肺に転移!

下記は井村医師が亡くなる前に書かれた詩です。


「あたりまえ」

あたりまえ

こんな素晴らしい事をみんなは何故、喜ばない
のでしょう

あたりまえである事を

お父さんがいる

お母さんがいる

手が2本あって、足が2本ある

行きたい所へ自分で歩いてゆける

手を伸ばせば何でもとれる

音が聞こえて声がでる

こんな幸せはあるでしょうか

しかし誰もそれを喜ばない

あたりまえだと笑って済ます

食事が食べられる

夜になると、ちゃんと眠れ、そして又朝が来る

空気を胸いっぱいに吸える

笑える、泣ける、叫ぶ事ができる

走りまわれる

みんな、あたりまえのこと

こんな、素晴らしい事を、みんなは決して喜ばない

そのありがたさを知っているのは

それを無くした人達だけ

何故でしょう

あたりまえ


『管理人のひとり言
実は管理人がとても考えさせられた詩です!私も病気をしたり癌
になった時は健康だった時を、ありがたく思いました。
ほんの日常の、ささいな事・・・なのですが・・・

    『幸せは自分の心が決めるもの・・・』

この気持ちを、いつまでも忘れずにいたいものですね・・・

この『あたりまえ』と言う詩を書かれた井村先生は・・・
自分が癌になってからも苦しみの分かる医者として最後まで患者
に尽くそうと決め、いよいよ力尽きる日まで医療現場に立ち続け
ました。

癌が再発し、残された時間がわずかしかない事を知ってから
も最後まで人の気持ちを忘れる事なく優しさに溢れていました。

娘の飛鳥ちゃんと、そしてまだ見ぬ、お子様と愛する奥さんを
残して先に逝くという事はさぞかしお辛かったかと思います。
これから生まれ来る子供の顔を見たかった事でしょう。

最後は自分を慈しんでくれ、しかも愛する息子を送らなければ
ならないという苦しみを味わう事になる両親へ、そして親族、友人
同僚に対して感謝のことばを残し去って逝かれました。

井村先生は、きっと、いつまでも多くの方の心の中で生き続ける
事でしょう。もちろん管理人の心の中にも・・・。

そして心より御冥福をお祈り致しますm(__)m


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