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はしかの原因と症状

乳幼児や子供に多い、麻疹(はしか)は、まず風邪のような症状から始まります。そして3日から4日後くらいに赤い発疹が全身に広が
っていきます。

高熱が続くので、体力の消耗が激しくなります。怖いのが、重い合併症を引き起こしやすい点です。

麻疹の重症化を防ぐには、事前に予防接種を受けて、赤ちゃんや子供に免疫を付けておくことが、一番大切です。

麻疹の原因は、感染者の咳やくしゃみにより麻疹ウイルスが、空気中に飛び散るため空気感染して起こります。

やっかいなのは、麻疹は伝染力が強い事です。近くに麻疹にかかった子がいると、どんどん移ります。兄弟が麻疹に感染しても同じで、高い確率で移ります。

麻疹の潜伏期間は、約10日間くらいです。その後38度前後の高熱が出て鼻水やくしゃみ、咳といった風邪の症状がでてくるようになります。

麻疹の特徴として、普通の風邪と違う点は、3~4日めに出る口の中に出来る発疹です。

ほっぺの内側に、小さな白い口内炎のような発疹が数個くらい、もしくは数十個くらいでる子もいます。この発疹は、コプリック斑と言い、はしか特有の症状なんだそうです(汗)

その後は、直径1センチから2センチの発疹が、耳の後ろや顔、胸、お腹から背中、手足の先へと広がっていきます。

だいたい、3日から4日くらいかけて、全身に広がります。熱は、発疹の出ている間も続き、40度くらいまで上がってきます。

ちょうど、この頃は熱で体力を消耗し麻疹のピークに達しているので、赤ちゃんや子供はとても辛くなり、グズリ機嫌が悪くなる子もきっといると思います。

この麻疹のピーク時は、隣あった発疹がくっついて大小いろんな形の発疹が出ている状態ですので、全身の皮膚の違和感で、赤ちゃんが泣くのも当然だと思います。

皮膚の発疹に加え、顔は腫れぼったくなり、咳や鼻水、目やにも強くなります。中には、下痢をする子もいるようです。

麻疹を発症して、1週間から10日くらいたつと、ようやく熱も下がり快方へと向かいます。

このあたりから、少しづつ食欲も戻ってきます。そして発疹は茶色のシミになりはしますが、1カ月もすれば綺麗に跡も消えて、ほとんど目立たなくなってきますので心配いりません。

麻疹に感染して、完全に体調が良くなるのは、まだ小さい子供ですと2週間くらいはかかります。まだ免疫も落ちていますので、あまり無理をさせないようにしましょう^^


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